先日、米メディアで発表された人気救援投手ランキングの企画で6位に入った牧田和久投手。
すでに海外のファンにも大きなインパクトを与えています。
今回は、そんな牧田和久投手に対する海外の反応と評価をまとめてみました。
中には、「一日中見ていられる」と言っているファンもいるみたいですよ!
さっそく見ていきましょう。
牧田和久の球種と特徴
西武ライオンズからサンディエゴ・パドレスに移籍した牧田和久投手。
独特のサブマリン投法でメジャーリーグで話題となっている牧田和久投手ですが、一体どんな投手なのでしょうか?
簡単に球種と特徴をまとめます。
牧田和久投手の投球フォームはメジャーでは希少種であるアンダースローです。
「サブマリン」とよく表現されますね。
球種は、130キロ前後のストレートとスライダー、カーブ、高速シンカー、チェンジアップを投げます。
地面スレスレのリリースポイントから放たれたストレートは、低いところから顔の高さまで浮き上がり、ソフトボールで言う“ライズボール”のような軌道になるため、バッターは接点がありません。
この浮き上がるストレートと、80キロ台のスローカーブのコンビネーションは強力で、高低と緩急を生み出し、バッターのタイミングを外して打ち取ります。
また、投球テンポにも緩急をつけて早いテンポ、遅いテンポを使い分けることによりバッターを幻惑して打ち取ります。
力勝負が繰り広げられるメジャーリーグの中で、牧田和久のようなタイプのピッチャーは珍しく、こういった特徴の投球スタイルが、海外の反応や評価に繋がっています。
「遅い球と高めのボールで打ち取る」というのは、なかなかお目にかかれません。
しかもサブマリン投法というメジャーでは数少ない投げ方という点でも個性的で、それが牧田和久投手が注目される要素にもなっています。
牧田和久への海外の反応
そんな牧田和久に対して海外の反応がとてもおもしろいので、いくつかまとめてみました!
コメントを見ているといかに牧田和久の投球スタイルが珍しいものかが分りますよ。
海外のユニークな反応に、思わず笑ってしまいそうになります!笑
以下、海外の反応。
ここまで。
牧田和久投手はメジャーデビューしたばかりですが、早くも海外のファンの心を掴んでいます。
すでに、MVPプレイヤーであるアストロズのアルトゥーべなどの強打者を打ちとっており、見た目だけでなく、結果も出しているので今後ますます面白い海外の反応も増えてきそうです。
牧田和久への首脳陣の評価
海外からも良い反応を受けている牧田和久投手ですが、活躍により監督などの首脳陣の評価も日に日に高まっています。
特に牧田和久の所属しているサンディエゴ・パドレスの監督である、アンディ・グリーン監督を驚愕させた場面は、日本時間4月11日に行われたロッキーズ戦でした。
試合終盤の7回ノーアウト一、三塁のピンチに登板したときのことです。
アンディ・グリーン監督は牧田和久投手に、
「ヘイ、三塁にいるヤツは得点させても構わない。それ以外は全員アウトにしよう」
と指示を出します。
しかし、牧田和久投手はデズモンドを右飛に仕留めると、次の打者であるパーラは空振り三振。
最後はバライカを一飛に打ち取り、得点を一切許さない見事な火消しに成功しました。
これに対してアンディ・グリーン監督は、
「彼は僕の言うことを聞かなかったんだ。得点を許さなかったんだよ。あれを見たのは痺れたよ」
と語っており、強力打線のロッキーズに得点を覚悟した場面でそれを許さなかった牧田和久投手を“命令違反”(良い意味で)評価しました!
このような活躍もあり、米メディアESPNでも、
「平均時速130キロのファストボールを”野手より遅い”と特集されたサブマリンだが、まさに”柔能く剛を制す”という格言を体現しているとも言えるだろう。」
「マキタは我が道を行く」
と高い評価を受けています。
日本のプロ野球から生まれた選手が、アメリカでも評価されると嬉しくなってきますよね。
牧田和久への海外の反応と評価まとめ
ここでは牧田和久投手への海外の反応や首脳陣の評価についてご紹介しました。
特別な身体能力が無くても世界で通用する姿を見せている活躍に心から応援したくなりますよね?
今後は、メジャーリーグのバッターたちも牧田和久の投球に対していろいろと研究をしてくると思います。
それを乗り越えて、今後も和製サブマリン旋風を牧田和久投手には巻き起こしてもらいたいです。
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