二刀流・大谷翔平に対するイチローの評価は?
2018年「二刀流」でメジャーリーグにデビューした大谷翔平選手。
その大谷翔平が幼少のころから憧れていたメジャーリーガーがイチロー選手です。
イチロー選手がメジャーデビューした2001年4月の大谷翔平はというとまだ若干6歳。
私もイチロー選手がメジャーデビューした2001年はテレビの前で興奮しながら応援していました。
あれから17年の月日が流れた2018年、大谷翔平がメジャー開幕から投打に大活躍し、イチロー選手のルーキーイヤー同様、アメリカにセンセーションを巻き起こしています。
その大谷翔平に対するイチローの評価はというと・・・。
当然ほかの選手とは違う評価で、大谷翔平選手に一目置いているのがわかります。
ここでは大谷翔平選手に対するイチローの評価について語ります。
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大谷翔平とイチローの現在の立ち位置
エンゼルスに鳴り物入りで入団した大谷翔平選手は、二刀流で投打に活躍。
オープン戦では苦戦したものの、開幕戦の初打席でヒット、初の先発登板で勝利。
本拠地での開幕では3試合連続ホームランに7回の途中までパーフェクトピッチングを見せるなど、投打にハイレベルな実力を発揮する大谷翔平選手はいまや「一大センセーション」です。
4月下旬の左足首の捻挫で出場しない日が数日あっただけで「大谷ロス」になったアメリカのファンもいたそうで・・・。
いまや「一挙手一投足がもっとも注目されている選手」といっても過言ではありません。
一方のイチロー選手はというと、3月に入ってようやくマリナーズと契約にこぎつけたものの、明らかにオープン戦では実践不足。
その影響もあってか、シーズン開幕後も打撃は不調で以前よりも明らかに三振するシーンが目立ちました。
守備と走塁は安定して高いレベルにはあるものの、44歳という年齢で打撃も不調とあって、なかなか毎日スタメンで出場というわけにもいきません。
マイナー行きか解雇でもおかしくない状況ではあったものの、イチロー選手はマリナーズの功労者です。
「会長付特別補佐」というフロント側の立場に立つ球団からの提案を快諾し、2018年シーズンはチームのメジャー40人枠から外れました。
2018年はプレーすることはないものの、現役引退ではなくまだ復帰の道は残ってます。
その上でチームをサポートする立場でマリナーズを支えることになりました。
「事実上の引退」とも報道されてましたが、一気に現役が終わりに近づいていることを感じる出来事でした。
イチロー選手にとっては一時代の終わりであるとともに、新たなチャレンジのはじまりです。
大谷翔平とイチローという2人のスーパースターの立ち位置は対照的です。
この2人が同じフィールドでプレーすることは今のところ実現してませんし、今後も実現しないかもしれません。
大谷翔平に対するイチローの評価は?
イチローは大谷翔平選手が実際にプレーしているところは見たことがありませんでした。
ただマリナーズ復帰会見で、
「誰が見ても世界一の才能と聞いているし、僕もそう思う」
とコメントしています。
プラーベートで何度か食事に行ったことがあるという二人ですが、さすがにイチロー選手も実際の大谷翔平のプレーを見ていないと評価することはできないでしょう。
シーズン序盤の大谷翔平選手の活躍に対してイチローは、
「大リーグで投げる、大リーグで打つということは、それぞれが共に良いパフォーマンスでなければ難しいこと。彼は両方を高いレベルでこなしている。両方でこれまで残している結果はただ信じられない」
とコメントしています。
イチロー自身もメジャーで登板はしましたが、それは大差がついてピッチャーに余計な負担をかけたくなかったがための「おまけ登板」。
二刀流でメジャーリーグで結果を残している大谷翔平に対しては一目置いているコメントです。

5月5日~7日のシアトルでのエンゼルス3連戦では、イチローはベンチに入ることができないためテレビ越しでの観戦となりました。
5日の試合での大谷翔平選手は4打数2安打1打点の活躍。
そこで見た打者・大谷翔平に対して、イチローは「対応能力の高さ」を評価していました。
追い込まれてから変化球を捉えたバッティングに対して、
「だから、あの対応能力でしょうね。あのリークの球に全然合ってないように見えて、結局最後の甘いところを仕留めるわけですから。開幕してからも、そうじゃないですか。それをずっとこうできるという能力というのは、なかなか持ってないですから。それは大きな才能ですよ」
とのコメント。
「100マイル(約161キロ)を投げるとか、誰よりも飛ばすとか、そういうことよりも、実は大事な能力というかね。そういう風に見えますけど」
とも語っており、大谷翔平選手が修正能力という最も大切といってもいい能力を持っているとのイチローの評価。
さらにイチローは大谷翔平に対して「雰囲気がある」とも語っています。
「雰囲気あります、やっぱり。あるじゃないですか。なんかあるなって。そういう感じ。野球やってる人間だったら感じるでしょうね」
これが実際のイチローのコメント。
イチローにも大谷翔平は「持っている」と感じたようです。
まだ実際にピッチャーとして投げている大谷翔平を見てのコメントは出していないイチロー。
投手・大谷翔平の評価についてはイチローのコメントが出てくれば更新します。
大谷翔平に対するイチローの評価まとめ
イチローがマリナーズの特別補佐の就任会見で「研究者でありたい」ということを言ってました。
自分自身がフロント側でチームをサポートする役目を果たしていくと同時に、自らも現役選手であることで「自分がどうなるかも楽しみ」と語ってました。
ここで私が思ったのは、「大谷翔平がイチローに丸裸にされるのでは?」ということです。
イチローは大谷翔平をそれこそ「研究」するのではないでしょうか?
マリナーズとエンゼルスは同地区のライバルです。
イチローはプレーでチームの勝利に貢献するというよりも、サポートや頭脳としてチームに貢献しなければならないはず。
その中で「相手の弱点をチームにシェアする」こともあるでしょう。
イチローが感じた大谷翔平の良い部分も悪い部分もチームにフィードバックするのではないでしょうか?
「研究者」ですし、イチローならではの観察眼もあるはずです。
今回は大谷翔平選手に対するイチローの評価について語ってきましたが、5月5日の試合前に大谷翔平選手がイチローに挨拶にくるシーンがありました。
このシーンで今まで見たことがないようなイチローの「屈託のない笑顔」があったように感じました。
そしてこのシーンに対してアメリカのファンの印象的なコメントがありました。
「オオタニが継ぐんだ、イチローの炎を!」
イチローがメジャーデビューしてブレイクした頃をテレビ越しに見てきた私は、このファンのコメントに「イチロー時代は終わった」と寂しさを感じました。
ただ、それをバトンタッチするかのように受け継いでいくのが大谷翔平であるように思います。
毎日のプレーを見るのが楽しみで仕方がないというレベルの「センセーション」を巻き起こした日本人メジャーリーガーは、イチローと大谷翔平ぐらいではないでしょうか?
古くは野茂英雄さんもそうだったかもしれませんね。
大谷翔平を見るときのワクワク感はしばらく続きそうですが、イチロー選手のプレーを見ることができない、今後も見れないかもしれないという寂しさが混在したシーンでした。
「最高の選手を継ぐ、最高の後継者。これは運命だ」
こんなファンのコメントもありました。
イチローから大谷翔平へバトンタッチ。
イチローが見れなくなる大きな寂しさと、大谷翔平選手への大きな期待を抱かずにはいられません。
あなたはこのシーンを見てどう感じましたか?
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