メジャーリーグの選手の年俸って気になりませんか?
実は日本のプロ野球選手よりも桁違いに年俸が高いんです!
7年総額約175億円の大型契約をヤンキースと結んでいる田中将大選手。
大型契約の4年目となる今年、シーズン終了後に契約を破棄してオプアウトするのかどうか、非常に注目されていましたが、結局「オプアウトしない」という決断に至りましたね。
そんな、まさしく“アメリカンドリーム”と言えるような契約が実現するメジャーリーグの選手達ですが、トップクラスの選手達は一体どれだけの金額を毎年手にしているのでしょうか?
今回は、メジャーリーグの中でも特に年俸の高い選手を1位から10位までランキング形式でトップ10をまとめました。
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メジャーリーグの年俸ランキングトップ10!2017年度版

第10位:ジョン・レスター $25.0M(約28.3億)
生年月日:1984年1月7日
所属チーム:シカゴ・カブス
ポジション:ピッチャー
出身:アメリカ合衆国ワシントン州タコマ
身長:約193センチ
体重:約108.9キロ
スリークウォーターから、常時142キロのカットボールでバッターの芯を外し、最速158キロのフォーシームとカーブ、チェンジアップのコンビネーションで緩急を付けて相手を打ち取るスタイルで活躍しています!
またワンシームを投げられる希少なピッチャーです。
主な記録としては、2010年、2011年、2014年、2016年にMLBオールスターゲームに選出されています。
またピッチャー・オブ・ザ・マンス3回。
ナショナルリーグ・リーグチャンピオンシップシリーズMVP1回を受賞しています。
第9位:CC・サバシア $25.0M(約28.3億)
生年月日:1980年7月21日
所属チーム:ニューヨーク・ヤンキース
ポジション:ピッチャー
出身:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ヴァレーホ
身長:約200.7センチ
体重:約131.5キロ
146キロから153キロのファーストボールと130キロ中盤のスライダー、130キロ前後のチェンジアップを軸に投球を組み立てて相手を打ち取るスタイルです。
全盛期のスピードは影を潜めてきましたが、それでも200.7センチ131.5キロの巨体から繰り出されるボールはバッターから見ると
「実際の距離の半分くらいからボールを投げられている様だ」
と思わせるほどの威圧感があり、より多くの三振を奪うことが出来ます。
主な記録としては、
- MLBオールスターゲーム選出6回
- 開幕投手11回
- サイ・ヤング賞1回
- リーグチャンピオンシップシリーズMVP1回
- ウォーレン・スパーン賞3回
- ルーキー・オブ・ザ・マンス1回
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス5回
- プレイヤーズ・チョイス・アワーズ優秀投手1回
- 週間MVP2回
と、数々の賞を受賞しています。
第8位:アルバート・プホルス $26.0M(約29.4億)
生年月日:1980年1月16日
所属チーム:ロサンゼルス・エンゼルス
ポジション:ファースト
出身:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
身長:約190.5センチ
体重:約104.3キロ
スイングスピードが物凄く速く、他の選手よりも長くボールを見極められる事から、手元までボールを引き付けて思いっきり引っ張る打撃が出来るメジャー屈指の強打者です。
良い打者の判断材料であるBB/SO(四球数/三振数)も、2006年から4年連続で両リーグ1位を獲得しています。
また、2001年から2010年まで3割30本100打点を10年連続で記録しており、現役選手であるにも関わらず将来の殿堂入りが確実とされています。
第7位:フェリックス・ヘルナンデス $26.8M(約30.2億)
生年月日:1986年4月8日
所属チーム:シアトル・マリナーズ
ポジション:ピッチャー
出身:ベネズエラ カラボボ州バレンシア
身長:約190.5センチ
体重:約102.1キロ
スリークォーターから最速161キロのファーストボールを投げ、切れ味の鋭いツーシーム(シンカーのように落ちる玉)とチェンジアップ、大きく曲がるスライダー、カーブを武器とした「キング」の異名を持つメジャー屈指のピッチャーです。
ツーシームを軸にゴロを打たせることに長けているグランドボールピッチャーでもあり、少ない玉数で相手を打ち取る技術を持ち合わせ、2008年から2015年まで8年連続で投球回数200回以上をクリアしています。
サイ・ヤング賞、完全試合等を始めとする数々の記録をここまで残しています。
第6位:ミゲル・カブレラ $28.0M(約31.6億)
生年月日:1983年4月18日
所属チーム:デトロイト・タイガース
ポジション:サード・ファースト・外野
出身:ベネズエラ アラグア州マラカイ
身長:約193センチ
体重:約115.7キロ
2012年の三冠王を含め、2003年から2015年までに首位打者4回、本塁打王2回、打点王2回を獲得したメジャーを代表するスラッガーの一人です。
三冠王を獲得しているので、ゴリゴリのパワーヒッターかと思われがちですが、彼のバッティングは非常に柔らかく、インコースは引っ張ってレフトに、アウトコースは流してライトに打ち分けられる卓越したバットコントロールを持っています。
一見軽く振っているようにも見えるのですが、そのスイングから弾き出される打球の速さは半端ではありません。
一度彼のバッティングを見れば、スイングの柔らかさと打球の速さのギャップに、驚きを感じることでしょう。
ダルビッシュ有投手も「彼はメジャーでも別格」と実力を認めています。
第5位:ジャスティン・バーランダー $28.0M(約31.6億)
生年月日:1983年2月20日
所属チーム:ヒューストン・アストロズ
ポジション:ピッチャー
出身:アメリカ合衆国 ヴァージニア州マナキンサボット
身長:約195.6センチ
体重:約102.1キロ
スリークォーターから最速164キロのフォーシームとカーブ、スライダー、チェンジアップを武器にバッターを翻弄するメジャー屈指の好投手です。
ゆったり左足を胸のあたりまで上げて、素早くボールを投げる投球フォームから、メジャーでもトップクラスの回転数を誇るフォーシームを投げます。
そのため、バットの上をボールが通過する空振りを多く奪えます。
イチロー選手は「速球だけでなく、それぞれの変化球が一級品、どれでも三振が取れる」と話しており、前述した回転数の多い最速164キロのフォーシームと、空振り率10%以上のカーブとチェンジアップ、空振り率20%以上のスライダーのコンビネーションを駆使してサイ・ヤング賞、最多奪三振、最多勝利をはじめとする、数々のタイトルを獲得しています。
第4位:ジェイソン・ヘイワード $28.1M(約31.8億)
生年月日:1989年
所属チーム:シカゴ・カブス
ポジション:外野
出身:アメリカ合衆国 ニュージャージー州リッジウッド
身長:約195.6センチ
体重:約108.9キロ
黒人選手特有の抜群の身体能力で走・攻・守の全てにおいて秀でている、5ツールプレイヤーです。
オフェンスも素晴らしいですが、何よりもディフェンスに対する評価が高い選手です。
俊足を生かした広い守備範囲に加え、全身バネの左ショルダーから繰り出される、送球速度159キロのレイザービームで捕殺プレーを量産します。
バッティング技術や盗塁技術もまだまだ発展途上と言われており、現状の能力+将来性を加味した年収となっているようです。
第3位:デビッド・プライス $30.0M(約33.9億)
生年月日:1985年8月26日
所属チーム:ボストン・レッドソックス
ポジション:ピッチャー
出身:アメリカ合衆国 テネシー州マーフリーズボロ
身長:約198.1センチ
体重:約102.1キロ
チェンジアップ、カーブ、カットボールと多彩な球種を持ちながら、投球の約55%~60%がストレート(フォーシームとツーシーム)で、力勝負を得意とするピッチャーです。
単調なフォームと球種(ストレート系)で投球を組み立て、平均球速も150キロほどなので「なぜ打たれないの?」と思ってしまいますが、投球が単調なのに打たれないのは、シンプルに出所の見えにくい左腕から繰り出される抜群のボールの「キレ」があるからです。
レギュラーシーズンから登板感覚の空くプレーオフでは、調整が上手く出来ずボールの「キレ」を失い、極端に打たれることが多くあります。
第2位:ザック・グレインキー $34.0M(約38.4億)
生年月日:1983年10月21日
所属チーム:アリゾナ・ダイヤモンドバックス
ポジション:ピッチャー
出身:アメリカ合衆国 フロリダ州オーランド
身長:約188センチ
体重:約90.7キロ
約150キロのフォーシームとツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップのコンビネーションでバッターを翻弄し、過去にサイ・ヤング賞や最優秀防御率を獲得しています。
特徴的なのがバッティングも良い投手ということで、2013年には打率.328でシルバースラッガー賞に選ばれており、今話題の二刀流の見本ともなる活躍を見せています。
第1位:クレイトン・カーショウ $35.5M(約40.1億)
生年月日:1988年3月19日
所属チーム:ロサンゼルス・ドジャース
ポジション:ピッチャー
出身:アメリカ合衆国 テキサス州ダラス
身長:約193センチ
体重:約102.1キロ
誰もが認める現役最強の左ピッチャーです。
オーバースローから約150キロのフォーシームと、切れ味鋭いスライダーで投球を組み立てます。
時折織り交ぜるドロップのような大きなカーブが厄介で、投げた瞬間ピッチャーの頭の上にボールが上がり、そこから急角度でストライクゾーンまで落ちてくるボールに、バッターはなかなか反応できません。
28歳ですが、すでにサイ・ヤング賞3回、最多勝利3回、最優秀防御率5回、最多奪三振3回をはじめとする、数々の賞やタイトルを獲得しています。
日本人メジャーリーガーのトップは?

第1位:田中 将大 $22.0M(約20.1億)
生年月日:1988年11月1日
所属チーム:ニューヨーク・ヤンキース
ポジション:ピッチャー
出身:日本 兵庫県伊丹市
身長:約190.5センチ
体重:約97.5キロ
日本人メジャーリーガー8人で、一番年収の高い選手は元楽天イーグルスの田中将大選手です。
日本でギネス記録にもなる24勝0敗という圧倒的な成績を残し、ヤンキースと7年総額約175億円という大型契約で海を渡りました。
スリークォーターから平均147キロのファーストボールとツーシーム、スライダー、スプリットを操りバッターを抑えます。
近年は、メジャーリーガーに得意球のスプリットを見極められるようになったため、ツーシームを多用してバットの芯を外して打ち取るスタイルに変わりました。
2017年は好不調の波が激しい上に、ツーシームを見極められて、過去4年間の内、防御率・自責点・失点・暴投・与死球・与四球・被本塁打・被安打・勝率が、過去最低の成績となってしまいました。
来年どのように修正してくるか楽しみです。
メジャーリーグの年俸ランキング2017年版まとめ
ここでは2017年のメジャーリーガーの年収ランキングトップ10をご紹介させて頂きました。
いかがでしたでしょうか?
年収20億、30億と金額が大きすぎて、一般人の私からしたらまさしく「羨ましい!!」の一言です!!
でも、メジャーリーガーの大きな体格やその鍛え上げられた体から発揮されるパフォーマンスを知れば納得しちゃいました。
最後までごらんいただきありがとうございます。
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