大谷翔平の契約金 1年目はバーゲン!?たった570万円の可能性も!?

日本シリーズが終わり、例年であればプロ野球熱が少し落ち着く時期ですが、今年のストーブリーグは大谷翔平選手の話題で例年以上に日米で大きく盛り上がりを見せています!

そんな日本プロ野球界の至宝である大谷翔平選手ですが、なんとメジャー1年目の契約金がたったの570万円になるかもしれないんです!?

アメリカのメディアはこぞって「大谷はバーゲン」と報じています。

ここでは大谷翔平選手の契約金や移籍先について、各メジャー球団の動きを基に考察してみました。

大谷くんにとってお金は二の次です!
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メジャーリーグの新労使協定「25歳ルール」とは?

昨年12月に新たに締結されたメジャーリーグの新労使協定「25歳ルール」について簡単にまとめました。

新労使協定「25歳ルール」
  • 海外選手獲得に伴う契約金制限の適用年齢が23歳未満から25歳未満に引き上げられた。
  • 25歳未満の選手との契約に使える金額は、契約金や年俸など込みで年間475万~575万ドルまで。
  • ドラフトでの優遇度によって各球団は3つの金額のグループに分かれている。
  • 枠は上限金額の75%までトレードで増やすことができ、475万ドルの球団は最大830万ドル、575万ドルの球団は最大1010万ドルまで増額可能。
  • ただし、前年度に枠を超過した球団はペナルティーとして1人に使える金額は上限30万ドル(約3300万円)に制限される。
  • 月収1100ドル(約12万1000円)のマイナー契約からスタート。
  • ルーキーリーグ、1A、2A、3Aと月収は上がるが、3Aでも1年目は2150ドル(約23万6500円)。
  • 途中で大リーグ40人枠に入ってもメジャー最低年俸(18年)54万5000ドル(約6000万円)の日割りとなる。

このように2019年オフまではポスティングシステムで移籍した場合でも大型契約は結べません。

日本プロ野球界の至宝である大谷翔平選手の価値からすると、とても残念な制度ですね。

しかし、新労使協定で定められている事は入団時に対してのもので「2年目以降の契約に関しては定めが無い」みたいです!

さらに、1年目のシーズン途中に「2年目以降の大型複数年契約を結ぶ」などの対応も可能みたいで、その辺りの裏技も加味してメジャー球団は大谷翔平選手に交渉をするのではないでしょうか?

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大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

大谷翔平選手の年俸の推移や、いままでの年度別の成績をまとめました。

<年俸推移>
大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

<年俸推移グラフ>
大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

※金額は推定

ルーキーイヤーの1500万円から5年でなんと18倍です!

2013年の年俸:1500万円

大谷翔平選手は契約金1億円、年俸1500万円で日本ハムファイターズと契約をしました。

普通、高校生の入団であれば1000万円以下の年俸が当たり前ですが、大谷翔平選手の場合、入団時から社会人即戦力ルーキー並みの金額で契約をしています。

<2013年の主な活躍>

  • 3月の開幕戦では、8番ライトで野手として先発出場し2安打1打点を記録しました。
  • 5月に初登板初先発、球速157キロを記録しました。ちなみに新人投手の初登板では史上最速の球速
  • 6月に中日戦で先発し、5回3失点でプロ初勝利を上げました。
  • 7月に楽天戦でプロ初本塁打を記録しました。

 

<2013年成績まとめ>
大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

2014年の年俸:3000万円

2013年の二刀流としての活躍により、年俸は倍増の3000万円に上がりました。

同じ日に先発勝利+本塁打も達成して、その辺りのことも評価されたのだと考えられます。

<2014年の主な活躍>

  • 3月のオリックス戦で、初の猛打賞を達成しました。
  • 4月の西武戦で、初の二桁奪三振を達成しました。
  • 5月の西武戦で、初完封勝利をあげました。
  • 6月の広島戦で、当時のパリーグ記録160キロを記録
  • オールスターゲームで162キロを記録。
  • 8月のソフトバンク戦で、当時のプロ野球日本人最速記録の161キロを記録しました。
  • 10勝目を上げ、初の二桁勝利を達成。
  • 9月のオリックス戦で10号本塁打を放ち、二桁勝利、二桁本塁打を達成。
  • 10月の楽天戦で、当時クルーン選手の保持していた日本記録162キロをたたき出し、これに並びました。

 

<2014年成績まとめ>
大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

2015年の年俸:1億円

2014年の「二桁勝利・二桁本塁打」や、プロ野球記録である162キロ達成などの功績により、一気に3000万円から1億円の大台に到達しました。

ちなみに高卒新人3年目での1億円到達は、松坂大輔依頼です。

<2015年の主な活躍>

  • 自身初の開幕投手を務め、シーズン初勝利を上げました。
  • 5月の西武戦の勝利で、開幕から6連勝を記録しました。
  • 8月の楽天戦で、自身初のサヨナラヒットを放ちました。

 

<2015年成績まとめ>
大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

2016年の年俸:2億円

2015年の成績は、打者としてはいまひとつでしたが、投手として15勝5敗防御率2.24を記録しており、一気に投手大谷として成長を見せた年でした。

投手として残した功績により、2016年は高卒4年の選手としてはダルビッシュ有以来となる年俸1億円から倍増の2億円となっています。

<2016年の主な活躍>

  • 4月は投手として白星無し。苦しい立ち上がりとなりました。
  • 6月にプロ野球最速記録となる、163キロを計測しました。また月間MNPも獲得しています。
  • ソフトバンク戦で、一番ピッチャーで出場。第一打席で先頭打者本塁打を放ち、投げては8回10三振を奪う好投を見せました。
  • オールスターに出場。本塁打を放ちMVPを獲得しました。
  • 9月のオリックス戦で、自信の持つプロ野球最速記録を更新する164キロを計測しました。
  • クライマックスシリーズで165キロを計測し、自身の持つ最速記録を再度更新しました。

 

<2016年成績まとめ>
大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

2017年の年俸:2億7000万円

2016年のシーズンは投手で「10勝4敗防御率1.86」打者で「打率.322本塁打22本打点67」を達成し、日本プロ野球史上初の指名打者と投手でベストナインの離れ業を達成したことにより、年俸が2億円から2億7000万円にアップしました。

<2017年の主な活躍>

  • 肉離れ等の故障の影響により6月までは野手としての出場試合数10試合にとどまる
  • 7月に少しずつ試合数が増え、野手として16試合打率.222本塁打1本
  • 9月に楽天戦に出場し、初勝利を上げました。
  • 10月のオリックス戦に先発し、9回124球の力投でシーズン完封勝利を上げました。

 

<2017年成績まとめ>
大谷翔平選手の年俸推移と年度別成績

2017年のシーズンは、怪我の影響や来年のメジャー挑戦も見据えて調整に専念した事もあり本来のパフォーマンスが発揮出来なかったシーズンでした。

しかしながら、10月の日本ラスト登板で「4番投手」として出場し2安打10三振で完封勝利を上げ、優秀の美を飾りました!

メジャー各球団が大谷翔平獲得に「使えるお金」はいくら?

新労使協定により、大谷翔平選手に使えるお金が多い球団と少ない球団をまとめました。

使えるお金が多い球団

1位:レンジャーズ 353万5000ドル(約3億9900万円)

2位:ヤンキース 350万ドル(約3億9600万円)

3位:ツインズ 324万5000ドル(約3億7000万円)

4位:パイレーツ 226万6750ドル(約2億6000万円)

5位:マーリンズ 174万ドル(約2億円)

6位:マリナーズ 157万500ドル(約1億8000万円)

使えるお金が少ない球団

1位:インディアンス 1万ドル(約114万円)

2位(1位と同率):ロッキーズ 1万ドル(約114万円)

3位:ブルージェイズ 5万ドル(約570万円)

4位:カブス 30万ドル(約3500万円)

5位(4位と同率):アストロズ 30万ドル(約3500万円)

6位(4位と同率):ドジャース 30万ドル(約3500万円)

7位(4位と同率):パドレス 30万ドル(約3500万円)

獲得に積極的なメジャー球団は?

メジャー全球団が大谷翔平選手の獲得に名乗りを上げる中、本気度が高く移籍先になり得る可能性が高い球団を推測しました。

日本人選手がかつて所属していた球団や、現在所属しているチームには優位に働くかもしれません。

やはり大谷翔平選手とて、年間通じてメジャーリーグでプレーするとなると、精神的に同じ日本人選手がいたほうが何かと楽なはずです。

テキサス・レンジャーズ

使えるお金:353万5000ドル(約3億9900万円)

かつてダルビッシュ有投手や上原浩治投手が所属していた球団です。

契約金が多く払えるのは有利な点。

球団も獲得に熱心だと言われています。

ニューヨーク・ヤンキース

使えるお金:350万ドル(約3億9600万円)。

現在は田中将大投手、かつては松井秀喜さんやイチロー選手、黒田博樹さんも在籍していました。

名門中の名門で、獲得資金も豊富、田中将大投手の獲得時に松井秀喜さんがビデオメッセージでヤンキース入団を訴えたという経緯もありました。

常勝チームでもあり、またマスコミやファンも大変厳しいニューヨークに本拠地を置きますが、厳しい環境を望むのか、はたまた避けるのか、この点も注目です。

ヤンキースも獲得には熱心で、資金も豊富。

シアトル・マリナーズ

使えるお金:157万500ドル (約1億8000万円)。

かつてはイチロー選手や青木宣親選手、現在も岩隈久志投手が在籍しています。

イチロー選手という「スーパースター」の獲得での成功事例があるだけに、大谷翔平選手にも同等のスター性を見込んでアタックすることも予想されます。

シアトルのファンも日本人選手には好意的でマスコミもニューヨークなどと比べると比較的おだやか。

周りの雑音を気にせず、野球に集中しやすい環境だといえます。

サンディエゴ・パドレス

使えるお金:30万ドル(約3500万円)。

かつて大塚晶文さんや井口資仁さんが在籍していました。

「レジェンド」野茂英雄さんがパドレスのアドバイザーを務めていて、斎藤隆さんも同アドバイザーです。

他にもコーチが日本から留学するなど、フロントレベルではかなり日本の球団と交流があり、日本の良い選手の獲得にも繋げていると考えられます。

大谷翔平選手の獲得資金の少なさがネックです。

ロサンゼルス・ドジャース

使えるお金:30万ドル(約3500万円)。

ドジャースもパドレスと同様に、獲得資金の少なさが不利になっています。

ただ、前述の野茂英雄さんや斎藤隆さんをはじめ、かつては黒田博樹さん、現在でも前田健太投手が在籍しています。

野茂英雄さんの成功のインパクトが強く、本拠地のロサンゼルスも日本人が多く在住している、温暖な気候など環境面は良いといえます。

トロント・ブルージェイズ

使えるお金:5万ドル(570万円)。

球団のGMはじめ、首脳陣が公の場で大谷翔平選手にラブコールを送っています。

二刀流の手助けにも万全を期すと述べており、大谷翔平選手の望んでる環境は全て用意してくれそうな球団です。

球団としても環境面の良さを全面アピールしていますが、いかんせん契約金に使えるお金の少なさがネックで、大谷翔平選手獲得の可能性は低いと言わざるを得ません。

しかし、とにかく獲得には熱心で本気度も伝わってきます!

詳しくは次で・・・。

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大谷翔平獲得にもっとも熱心?契約金570万円もあり得る!

大争奪戦は必至となっている大谷翔平選手ですが、労使協定により当初はマイナー契約になるため各メジャー球団は、よりクリエイティブになる必要があります。

お金に拘らない大谷翔平選手が好む環境を創造的にプレゼンする必要がある中で注目を集めているのが、ブルージェイズです。

ブルージェイズは使えるお金が570万円しかなく、金銭的には他球団に比べて不利な状況ですが、今までに大家、高橋建(キャンプ招待選手)、五十嵐、川崎、青木と5人の日本人選手が在籍してきました。

このことにより、ファンやメディアの日本人に対するイメージは良いので、特に大きなバッシングも無く二刀流への挑戦を後押ししてくれるのではないでしょうか?

大谷翔平選手がもっとも拘りを見せている「二刀流」に関しても、

「投手として何イニング投げて、打者として何打席立つのか、またどのくらい休みをとるのかによるが、十分可能」

と容認する姿勢を見せています。

生活環境面においてもトロントの人たちは多文化主義で知らない人でも道端で普通に会話を始めるなど、とてもフレンドリーな関係にあります。

食事に関しても、大谷翔平選手は独身なので外食が多くなると思いますが、多文化主義という事もあり様々な国のレストランが存在しているので、特に問題はなさそうです。(少し値段は高いですが、)

お酒に関しては、トロントのレストランやバーは夜2時までしかお酒を提供していないみたいで、節制のある生活を送っている大谷翔平選手なので大丈夫かと思いますが、夜の誘惑もあまりない環境と言えるのではないでしょうか?

このように、二刀流容認の環境、ファンやマスコミの環境、生活環境を含めた条件面と熱意で、安い契約金をカバーできるのかどうか?が大きなポイントとなりそうですね!

他のメジャー日本人選手の契約金、年俸

今までに多数の日本人選手が海を渡りメジャーへの挑戦をしてきましたが、過去の日本人選手のメジャー契約を一部まとめました。

他のメジャー日本人選手の契約金、年俸

野手としてメジャーリーグで成功を収めたイチロー選手ですが、最初はマリナーズの評価も低く年俸も抑えられた形の契約となっていました。

しかし、毎年200安打を筆頭に走攻守の活躍を見せたことにより、2008年には5年総額90億円もの大型契約を勝ち取っています。

また、当時イチロー選手の日本のライバルとされていた松坂大輔選手に関しては契約金約60億円で、年俸に関しては6年総額約52億円の大型契約を結んでいます。

イチロー選手や松坂選手が海を渡る前までは、日本人選手の評価は高くなく、年俸なども極端に抑えられた契約がベースとなっていました。

しかし、二人の活躍によりメジャーの評価が変わった事はその後海を渡る日本人選手の契約金や年俸を見れば明らかです。

メジャー球団GMのコメント

メジャー球団GMのコメント

以下は、大谷翔平選手獲得に関する、公の場で発表されているメジャー球団GMのコメントです。

二刀流に関することのコメントも賛否両論あるようです。

ヤンキース/キャッシュマンGM
「一般的に言えば、両方できる選手がいれば選手枠がフレキシブルになり選択肢が増える。他が25人で戦っている中、26番目の選手がいるような感覚」

マリナーズ/ディポトGM
「素晴らしい才能の持ち主。他球団と同様に追い続けてきた。他にはない能力を兼ね備えており、それがこれだけの関心を集めている理由だ」

ナショナルズ/リゾGM
「困難だと思う。片方こなすだけでも大変なことだから、特別な選手でなければ両立できないだろう」

パイレーツ/ハンティントンGM
「どちらかに専念するだけでも努力が必要なのに、二刀流は言うまでもなく難しい。試合に出るだけでなく、準備や回復期間、技術向上が要求され、二刀流ではそれが倍になる」

レンジャーズ/ジョン・ダニエルズGM
「精神的にも肉体的にも、ユニークなスキルの組み合わせが求められるだろう。二刀流としての実力を発揮するにはね。しっかりとした健康状態や回復状況、そういったすべての要素も欠かせなくなる。しかしながら、そうだね、可能だとは思う。タンパはマッケイを指名しただけど、それは単なるお試しでってことにはとどまらないだろう。結局は、本人次第だよ」

パドレス/プレラーGM
「選手個々に最適なプランを考える。二刀流が成功するための環境を整えたい」

ブルージェイズ/アトキンスGM
「(二刀流は)できると思うし、受け入れる準備をしたい。特に(指名打者制の)ア・リーグなら、より可能性は高い」

大谷翔平の契約金 1年目はバーゲン!?まとめ

ここでは大谷翔平選手の1年目の契約金についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

メジャー球団の評価を見ても分かるとおり、今、世界中の注目を集めている大谷翔平選手の移籍先ですが、条件面や環境面で少しでも良い球団を選択してバリバリ活躍する姿を一野球ファンとして、ぜひみてみたいと思っています!

本当に、良い球団に行ってもらいたいですね!

 

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