イチローがマリナーズに帰還したことで最近良く目にするようになったディポトゼネラルマネージャー(GM)ですが、一体どのような人物なのでしょうか?
そもそもゼネラルマネージャー(GM)ってどんな仕事をしているのかもご存知ではない方も多いかと思います。
今回は、ディポトゼネラルマネージャー(GM)の経歴についてまとめてみました。
そしてなんとディポトゼネラルマネージャー(GM)は、あの日本人レジェンド初勝利の日に登板していたことがわかりました!
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ジェリー・ディポトの経歴
まずは、ディポトゼネラルマネージャー(GM)の経歴についてみていきましょう!
プロフィール
国籍:アメリカ合衆国
出身地:ニュージャージー州ジャージーシティ
生年月日:1968年5月24日生まれ
利き腕:右投げ右打ち
ポジション:投手
プロ入り:1989年 ドラフト3巡目
所属チーム
クリーブランド・インディアンス (1993 – 1994)
ニューヨーク・メッツ(1995 – 1996)
コロラド・ロッキーズ(1997 – 2000)
ニュージャージー州出身のディポトゼネラルマネージャー(GM)は、トムズリバー北高校とバージニアコモンウェルス大学(VCU)の野球チームVCUラムズに所属していました。
1989年のMLBドラフトでクリーブランド・インディアンスから3巡目に指名され、1993年にメジャーデビューし、2000年10月1日が最終出場となっています。
選手生活は8年です。
引退後は、2003年にボストン・レッドソックスのスカウトに就任し、2005年にコロラド・ロッキーズのスカウト部長に就任します。
その後、ダイヤモンドバックスのスカウト兼選手人事部長に就任し、暫定ゼネラルマネージャー(GM)を経て2011年にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムのゼネラルマネージャー(GM)になりました
その後、ボストン・レッドソックスの顧問をしたのち、2015年9月28日に現在のマリナーズのゼネラルマネージャー(GM)に就任しています。
現役時代の実績

続きまして、ディポトゼネラルマネージャー(GM)が現役選手のときはどのような成績だったのかを見ていきましょう!
1993年:4勝4敗 11セーブ 防御率2.40 投球回数56.1
1994年:0勝0敗 0セーブ 防御率8.04 投球回数15.2
1995年:4勝6敗 2セーブ 防御率3.78 投球回数78.2
1996年:7勝2敗 0セーブ 防御率4.19 投球回数77.1
1997年:5勝3敗 16セーブ 防御率4.70 投球回数95.2
1998年:3勝4敗 19セーブ 防御率3.53 投球回数71.1
1999年:4勝5敗 1セーブ 防御率4.26 投球回数86.2
2000年:0勝0敗 0セーブ 防御率3.95 投球回数13.2
ディポトゼネラルマネージャー(GM)は主にリリーバーとして活躍しました。
ゼネラルマネージャー(GM)と聞くと、とてもインテリなイメージがありますが、実はバリバリのメジャーリーガーだったことが分かります。
インテリな人がなる職業だと思っている人も多いかと思いますが、なんだかギャップを感じますね!
ゼネラルマネージャー(GM)ってどんな役割?
日本人のメジャーリーグ挑戦も多くなり、テレビやネットでもよく「ゼネラルマネージャー(GM)」。
という言葉を良く聞くようになりましたが、ゼネラルマネージャー(GM)っていったいどんな役割なんでしょうか?
ゼネラルマネージャー(GM)のほかにも、CEO、最高責任者、球団社長など正直どんな役割なのか良く分からないような言葉も多いと思いますので、簡単に違いなどをまとめてみました!
ゼネラルマネージャー(GM)の仕事とは?
ゼネラルマネージャー(GM)というのは、簡単に言うと、チーム編成をする最高責任者のことです。
例えば、戦略の決定、契約交渉、戦力補強(トレードやドラフト)など、チーム作りをする上で最も重要なことを決めて実行する人のことを言います。
CEOとの違いは?
ちなみに、CEOというのも最高責任者のことではありますが、企業の経営に関わる最高責任者のことを指し、同じ最高責任者であるゼネラルマネージャー(GM)とは役職も役割も全く違います。
CEOは企業の社長であり、ゼネラルマネージャー(GM)はチーム編成のトップということになります。
最近では、データ分析が細分化されデータ重視のゼネラルマネージャー(GM)が増えてきましたが、決して頭が良い、いわゆるインテリ大学を卒業したエリートが必ずしもなる職業ではないんです。
ディポトゼネラルマネージャー(GM)のように、現役選手がなる場合もありますし、広報や、マーケティングなどの実務を球団内でこなし、実績を上げた人がなるパターンや、野球を全く経験していない人がなる場合もあります。
ゼネラルマネージャー(GM)は、チーム編成をする上で最も重要なポジションですから、球団が何を重視するかで、ゼネラルマネージャー(GM)になる人のタイプや経歴がだいぶ変わるということですね。
意外と奥が深いです!
「レジェンド」野茂英雄さんの初勝利の日に・・・
マリナーズに今年からイチローが加わり、日本プロ野球界のレジェンドを再びマリナーズに呼び戻したディポトゼネラルマネージャー(GM)ですが、実はもう一人の日本プロ野球界のレジェンドである野茂英雄さんの記念すべき日にも立ち会っていました!
1995年の6月2日野茂英雄さんが初勝利を上げた試合で、対戦相手として8回のマウンドに上がっていたのがディポトゼネラルマネージャー(GM)でした!
ディポトゼネラルマネージャー(GM)は当時のことを、
「ノモの独特なトルネード投法と凄まじいフォークはよく覚えている。1995年は圧倒的だったし、そこから数年ナ・リーグを代表する投手の一人だった。そんな彼の初勝利に立ち会えてうれしく思うよ」
と話しており、日本人として、とても親近感が湧くコメントを残しています。
実は日本人に馴染み深い方だったんですね!
マリナーズのディポトゼネラルマネージャー(GM)の経歴まとめ

ここではマリナーズのディポトゼネラルマネージャー(GM)について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
チーム編成の最高責任者がゼネラルマネージャー(GM)で、企業の経営に関する最高責任者がCEOというのもおわかりいただけたかと思います。
ディポトゼネラルマネージャー(GM)の経歴を探って見ると、元メジャーリーガーであったり、野茂英雄さんの初勝利に関わりがあり、とても親近感が湧いてきました!
今後日本人プロ野球選手がメジャーリーグ挑戦を表明する度に、たびたびディポトゼネラルマネージャー(GM)の活躍を目にする機会が増えてくるかもしれません。
イチロー選手の「帰還」に一役買ったディポトゼネラルマネージャー(GM)。
彼の手腕にマリナーズ再建がかかってるといっても過言ではありません。
イチロー選手だけでなく、今後のディポトゼネラルマネージャー(GM)の活躍にも注目しましょう!
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