イチローが2018年の開幕戦スタメン入り!同じ44歳でプレーした3人の偉人の成績は?
シアトル・マリナーズのイチロー選手の2018年開幕戦のスタメン入りが発表されました!
現在44歳のイチロー選手。
2018年の開幕戦は地元シアトルでのインディアンス戦で、イチロー選手は9番レフトでの出場予定です。
実は44歳でメジャーリーグでプレーした「偉人」とも言える3人がいます。
その3人が44歳シーズンで残した成績をシェアします。
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イチローが2018年の開幕戦スタメン入り!同じ44歳でプレーした3人の偉人の成績は?
メジャーリーグでは「同じ実力なら若手を使う」という傾向が顕著にあります。
いくらイチロー選手のようなズバ抜けた実績を持っていても、44歳という年齢ではどうしても毎日スタメンというわけにはいきません。
たとえ体調が万全で好調を維持していたとしても、出場機会は将来を担う若手選手に多く与えられます。
イチロー選手はスロースターターと言われていて、開幕から試合に出続けながら調子を上げていくタイプの選手です。
「調子悪くてもスタメンで出ていればそのうち好調になるのに・・・」
とファンの私たちは考えてしまいますが、さすがに44歳の選手を毎日スタメンというのはなかなかメジャーリーグでは受け入れられないようです。
活躍を期待しているファンからするとじれったいですよね・・・。
そんなむずかしい状況でも完璧な準備をして試合に臨むイチロー選手。
野球選手という枠を超えて学ぶべきことがあると感じます。
さて、現在のイチロー選手と同じ44歳でメジャーリーグでプレーした、殿堂入りするレベルの「偉人」とも言える3人がいます。
ここで挙げる3人は、ピート・ローズ、フリオ・フランコ、リッキー・ヘンダーソンの3人です。
3人とも一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
この「偉人」とも言える3人の44歳シーズンの成績を紹介します。
ピート・ローズ
メジャーリーグ通算4256安打は歴代1位。
「ヒットキング(安打王)」とも言われているあまりにも有名な選手です。
イチロー選手もピート・ローズ以上の「ヒットキング」で、すでに日米通算の安打数ではピート・ローズを上回っています。
そのピート・ローズですが、44歳シーズンはメジャー23年めの1985年。
この年の成績はというと、119試合に出場して、打率2割6分4厘(405打数107安打)、2本塁打、46打点でした。
守備では一塁手として110試合に出場しており、なんと現役最後のオールスター戦にも選出されています。
44歳でオールスター出場というのは、なかなか日本でもない話かもしれませんよね。
ピート・ローズは翌年の1986年に現役を引退しました。
これだけの成績を残せば野球殿堂入りして当然なのですが、野球賭博に関与したとして未だに殿堂入りは果たせていません。
フリオ・フランコ
日本の千葉ロッテマリーンズでもプレーしたおなじみの選手。
ロッテでは「熱血主将」とも言える立場でチームを牽引しました。
メジャーでは通算2586安打。
日本を含めた公式戦26年間の通算安打数は4229安打です。
韓国やメキシコでもプレーしたフリオ・フランコ。
現在は韓国のプロチーム「ロッテジャイアンツ」でコーチをやっています。
フランコの生年には様々な説があり、日本のロッテ時代は1961年、後にメジャーリーグ機構から1958年と訂正されましたが、有力なのはメジャー初期に公表された1954年とされています。
ということは2018年は64歳の年ということになりますね・・・。
日本の千葉ロッテで活躍していたのを昨日のように覚えているのですが、あの時にすでに40歳を超えていたんですね。
さて、そのフリオ・フランコですが、メジャー公式の生年である1958年から44歳シーズンは2003年ということになります。
2003年の44歳シーズンは、フランコはメジャー19年目。
103試合に出場して、打率2割9分4厘(197打数58安打)、5本塁打、31打点という成績でした。
守備では一塁手として75試合に出場しています。
リッキー・ヘンダーソン
「メジャーリーグ史上最高のリードオフマン」と言われているリッキー・ヘンダーソン。
メジャー通算1406盗塁はもちろん歴代1位で、「世界の盗塁王」と言われていた福本豊さんをも上回っています。
1982年には1シーズンで130盗塁という離れ業を成し遂げ、これももちろんメジャー記録です。
盗塁王も12回獲得しており、メジャー通算安打数も3055本を数えます。
メジャーの殿堂入り有資格の1年目(現役引退後5年)で、得票率94.8%を得て文句なしの殿堂入りを果たしています。
リードオフマンという点ではイチロー選手とも度々比較される選手の一人です。
さて、そのリッキー・ヘンダーソンの44歳シーズンは2003年。
30試合に出場して、打率は2割8厘(72打数15安打)、2本塁打、5打点でした。
守備では、左翼手として18試合出場しています。
この2003年シーズンは、リッキー・ヘンダーソンがメジャーリーグで最後にプレーした年でもあります。
イチロー44歳でスタメン!ネット上の反応








イチローが2018年の開幕戦スタメン入り!まとめ
44歳シーズンを古巣のシアトル・マリナーズで迎え、しかも開幕スタメンを勝ち取ったイチロー選手。
しかしマリナーズとの契約も3月に入ってから決定したので、調整不足は否めません。
事実オープン戦はノーヒットでした。
先にも述べたように、試合に出ながら調子を上げていくタイプのイチロー選手にとって、実践感覚が戻っているのか?大いに不安です・・・。
しかも、正左翼手の選手がケガから復帰すれば、当然その選手が主にスタメンに名を連ねることになりますので、ますますイチロー選手の出場機会は減ることが予想されます。
マリナーズ復帰の会見で「なんでもできることはやってチームに貢献したい」といっていたイチロー選手。
グラウンド外での他の選手に与える好影響はもちろん絶大なものです。
若手選手にとっては手本になることばかりで、マリナーズもそこに期待しての獲得ということも当然察しはつきます。
「最低50歳までは現役」
を公言しているイチロー選手。
大きなケガなくここまで現役をやってこれているのは、ふだんのトレーニングと自己節制のたまものです。
44歳シーズンのイチロー選手が今年なにを見せてくれるのか?
楽しみで仕方ないですね。
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